No.1546 | 投稿日時: | 2005/06/10(金) 00:20 <↑親記事:No.1545> |
投稿者: | Karayanus <E-Mail> |
カラヤンファンの皆様 そして貴重なこの場を提供いただいておりますKさん、 いつも適切な配慮とアドバイスを頂くConcolorさん Karayanusで御座います. 今回はカラヤンのWPOとの絶縁期の貴重な演奏会75年3月1日の伝説の演奏会で御座います.当時は夏のザルツブルク音楽祭でのみ実現したカラヤン/WPOのコンビが遂にMVで実現しました.64年6月20/21日のシュトラウスのドンキホーテ(フルニエ)以来ウィーンでカラヤンがWPOを振ることがなかったという暗黒時代をこの特別演奏会が打破し
以後この時期にカラヤンがMVでWPOと演奏会を行うのが78年以来常態化しますが(78年のブル9+テデウムはLDが御座います)
この75年の演奏会は 皇帝(ワイセンベルク)にブル7という正に涎が出そうな演目で御座います.まずブル7から参ります. 演奏時間は 順に19-01 20-20 9-45 12-10(実測)で御座います.トラックは別れておりますが 第三楽章の開始が再現部のところから始まると言うのが愛嬌で御座います.全体にライブの勢いと熱気が勝った演奏かと存じます.音はステレオで 解説もあり 明らかにラジオの録音でした. 皇帝は次回です.75年のブル7はBPOとの9月のライブも速いですが このWPOとのライブも全体にテンポは速いです.でもカラヤンの飢えていたウィーンの聴衆のこの割れんばかりの拍手と歓声は紛れもないカラヤンの人気と実力を示す証と申せると存じます.音はこれも聞きやすい優秀な音で御座います.