No.432 | 投稿日時: | 2002/01/30(水) 22:35 <↑親記事:No.420> |
投稿者: | mkn <E-Mail> |
はじめまして。mknと申します。papyさんのHPから流れて参りました。よろしくお願いいたします。
さてDISKY盤、HMVの予告どおり本日発売になっておりました。私は大阪のHMVアベノ店で購入しました。
演奏には、オーケストラの能力をすべて解き放った、という印象を受けました。カラヤンの実演は放送以外聴く機会を得ませんでしたが、おそらく実演に最も近い部類の録音ではないでしょうか。ただ「悲愴」の終楽章だけはその深沈とした雰囲気においてVPO盤に軍配を挙げたく思いました。
再生音ですが、artの効果かどうか知りませんがこれほどウェルバランスのEMIのカラヤン録音を聴いたのは初めてです。「低域過多でざらつき気味」というのがこれまでの印象でしたがそのどちらもありません。4番はマスター損傷とのことでしたのでこの際と思い、先日東芝のグランドマスター盤を購入しましたがこちらはLPから起こしたのかなと思いたくなる状態でした。
要するに評判どおり(良い意味で)でありました。それにしてもカラヤンの録音に限らず、EMIほどプレスやマスタリングで再生音ががらがら変わるレーベルも少ないように思うのですがいかがでしょうか。