こんばんは、
昨晩、就寝前に何の気なしにTVを観ていたら、神奈川TVで『音楽のある風景』という番組をやっていました。
UNIVERSALの一社提供で、番組中に使われた曲が全て収録されている４枚組CDのCMが２〜３曲おきに入ります。
というかそのCDセットを売るために作られた番組、という感じ。
クラシックの有名どころの曲を、何の関係もない映像とともに放送するだけの番組で、最初に曲目や演奏者、音楽をバックに、その曲や作曲者についてのエピソードが字幕で語られていました。
番組の最後に演奏されたのは《カヴァレリア・ルスティカーナ》の交響的間奏曲で、カラヤン／BPOの60年代のものでした。
そのときに字幕には、だいたい、
「大指揮者カラヤンはこの曲を愛し、頻繁に演奏会で採りあげました」
というようなことが出ました。
これってどうなんでしょう？
《カヴァレリア・ルスティカーナ》の間奏曲は、曲が曲だけに単体で通常の演奏会にかけられることはなさそうですし、カラヤンも確かに何回も録音していますが、実際の演奏会にかけたという記録を見たことがありません。
番組制作者の販売のための嘘なのでしょうかね。