今晩は。
1958年7月26日ザルツブルク音楽祭初日のプログラム「ドン・カルロ」がDGよりライヴ盤で出ています。実物は持っていないのですが、ONTOMOの巻末39ページには「祝祭大劇場」となっていますね。新祝祭大劇場の柿落としはご存知のように1960年ですから、1958年当時は「祝祭大劇場」か「フェルゼンライト・シューレ」ということになります。
KARAJAN CENTRUMの記録ではフェルゼンライトシューレになっています。
Huntの本では会場については記述がありません。コンサートのポスターも掲載されていません。
オズボーン著『ヘルベルト・フォン・カラヤン』下巻（白水社、2001）の31ページに1958年のザルツブルク音楽祭の「ドン・カルロ」上演についての記述があり、「フェルゼンライトシューレ」で行われた記述があります。この年には同じくフェルゼンライトシューレでヴェルディのレクイエムが行われた記述もあり、この演奏会ライヴがDGからでていますね。
このようなことですので、実物は持っていないのですが、会場はKARAJAN CENTRUMに従いました。
では。