今晩は。
覚えていてくださったのですね。
昨日amazon.comから届きました。
注文してあったベルリン・フィル100周年記念コンサートの「英雄」も一緒に届きました。
ブルックナー８番は最晩年のカラヤンの映像の一つですね。今は亡き名コンサートマスター、ヘッツェル氏の顔が見られます。ライヴ形式の映像ですのでライヴの臨場感はなく、最晩年のカラヤンの映像を観るソフトという印象です。演奏がどうこうというものではないような、ただ、カラヤンの肉体は極限に達していたのかな、時間は人間の肉体には厳しいものだと切なくなってきました。
自分のなかでこの映像が消化されるのにはもう少し時間が必要です。
一方ベルリン・フィル100周年記念の「英雄」は凄いですね。背もたれ付きの特注の椅子が指揮台にはなく、健康状態は充分ではないのでしょうが熱い思いが伝わってくるようです。（この時から6年あまりでブルックナー8番にみられるカラヤンになるのですね。時間は残酷です。）
第3楽章が終わり、カラヤンは前傾姿勢のまま汗を左手でグッとぬぐい、口元をググッとして指揮棒を振り下ろす。
実に臨場感溢れるライヴです。エア・チェックで音声は聴いたことがありますが映像がつくとまた全然違いますね。