《ブルックナーの楽曲とカラヤンの演奏》声楽曲    (最終改定:2011.6.25.) トップページに

Geistlichen Musik von Anton Bruckner / Herbert von Karajan

ブルックナーには素敵な声楽曲が多くありますが、残念なことにカラヤンが演奏会で取り上げた曲は「ミサ曲第2番」「テ・デウム」の2曲だけです。

ミサ曲第1番 ミサ曲第2番 ミサ曲第3番 テ・デウム 詩篇第150番 ヘルゴラント モテット
レクイエム ミサ・ソレムニス 詩篇第112番 詩篇第114番 マニフィカート


ブルックナーの声楽曲の版、作曲経緯に関しては以下の資料を参考にしました。

(2)『作曲家別 名曲解説ライヴラリー5 ブルックナー』 音楽之友社、1993年刊
(3)タプカルのブルックナー基礎情報ページ
(このページのURLはhttp://www.mars.dti.ne.jp/~nakataka/index.htmですが、現在リンクが切れているようです。)
(7)アントン・ブルックナー(1824.09.04-1896.10.11)簡易作品表(made by K.Umezawa)
(8)R E Q U I E M, M A S S E S, T E D E U M
(9)P S A L M S AND M A G N I F I C A T
*(8)(9)は Critical Complete Edition published by the Austrian National Library and the International Bruckner Society
(General Editor: Leopold Nowak)
http://www.mwv.at/english/TextBruckner/Katalog/katStart.htm

ミサ曲第1番 Messe Nr.1 D-moll

 1864年に完成しましたがその後改訂の手を加えています。

 ブルックナー自身、このミサ曲を高く評価していたようで、グロリアからのミゼレーレ・ モティーフを交響曲第9番の第3楽章に引用している。ブルックナーは生に別れを告げ、そ してリンツ時代の謙虚に祈るような四六の和音の系列より良い響きはないと自ら悟ったとの ことです。


〈楽器編成〉

  S、A、T、Bsの各独唱と混声四部合唱

  Fl:2、Ob:2、Cl:2、Fg:2、Hr:2、Tp:2、Tb:3

  ティンパ二

  オルガン(任意)

  弦5部





 曲は6つの楽章からなり、

(1)I.Kyrie:Alla breve(mehr langsam)

(2)II.Gloria:Allegro-Meno mosso-TempoI-Etwas langsamer

(3)III.Credo:Moderato-Langsam(Adagio)-Allegro-Tempo des 1.Statzes

(4)IV.Sanctus:Maestoso-Allegro moderato

(5)V.Benedictus:Moderato-Allegro moderato

(6)VI.Agnus Dei:Andante quasi Allegro-Allegro moderato


 カラヤンはこのミサ曲の録音も残していません。また、演奏会でも取り上げていません。 このミサ曲が大好きな私にとっては残念なのですが、目下のところヨッフム指揮、バイエル ン放送交響楽団のディスクを愛聴しています(1972年録音、CD:DG,447 409-2)。
ミサ曲第2番 Messe Nr.2 E-moll

 ミサ曲の作曲は1866年8月に始められ、同年11月25日に完成しました(第1稿)。 初演は1969年に行われました。
 このミサ曲の改訂は1882年(一説には1883年)に行われ、改訂版の演奏は1885年 に行われましたが、その後も補筆されています。



 第1稿:1.Fassung 1866,Leopold Nowak(1977)

 第2稿:2.Fassung 1882,Leopold Nowak(1959)



〈楽器編成〉

  4−8部の混声合唱

  Ob:2、Cl:2、Fg:2、Hr:4、Tp:2、Tb:3





 曲は6つの楽章からなっています。

(1)I.Kyrie:Feierlich

(2)II.Gloria:Allegro-Andante-TempoI

(3)III.Credo:Allegro moderato-Adagio-Allegro-TempoI

(4)IV.Sanctus:Rubig;mehr langsam

(5)V.Benedictus:Moderato

(6)VI.Agnus Dei:Andante


 カラヤンは実演で取り上げていますが、スタジオ録音は残念な事に残していません。 Huntの“philharmonic autocrat 1”によると未発売の放送音源があるとの事です。 是非発売して欲しいものです。
 この希望がかないました(2005.6.16.)。

 カラヤンが1975年のザルツブルク聖霊降臨祭において取り上げた時の放送音源がDisco ArchiviaからCD-Rでリリースされました(Disco Archivia,1141、2005.4.リリース)。この度入手して念願のこの曲をカラヤンの指揮で聴くことができました(2005.6.16.)。
 このミサ曲の第2楽章(グローリエ)の冒頭の「いと高き神に栄光あれ」は古くからの慣習にしたがって作曲されていないとのことです。このためグレゴリオ聖歌を借用して独唱するようです。(p153、『作曲家別 名曲解説 ライブラリー5』音楽之友社、1993年)

 このミサ曲の第3楽章(クレド)の冒頭の「われは信ず、唯一なる神」は古くからの慣習にしたがって作曲されていないので、このためグレゴリオ聖歌を借用して独唱するとのことです。(p153、『作曲家別 名曲解説 ライブラリー5』音楽之友社、1993年)


 カラヤンの今回のライヴ録音が出るまではヨッフム指揮、バイエルン放送交響楽団によるディスク(1971年録音、CD:DG,447 409-2)を聴いていました。

ミサ曲第3番 Messe Nr.3 F-moll

 1967年初夏から夏にかけて、ブルックナーはオーストリアのクロイツェン温泉に療養に いきました。ここでミサ曲第3番の作曲を始めました。1867年9月14日のことです。
第1楽章「キリエ」、第2楽章「グローリア」、第3楽章「クレド」、第5楽章「べネディク トゥス」、第4楽章「サンクトゥス」、第6楽章「アニュス・デイ」と完成させた。 1868年9月9日です。(第1稿)

 完成の年1868年の暮れに修正が加えられ、さらに1876年、1881年、1890年以降にも改訂 されている。

  稿:Leopold Nowak,1867/68(1960年)


 ミサ曲第3番の初演は1872年6月11日です。ステージ練習を担当した当時の指揮者 ヘルベックは練習の途中、その音楽の持つあまりの重厚な迫力のため極度の感動に 襲われて、指揮台の上に倒れたと伝えられているとの事です。 初演後、ヘルベックはブルックナーを抱きしめて、「私の知る最高のミサ曲は、この曲 とベートーヴェンの《荘厳ミサ曲》だけだ」と語ったと言われています。
(作曲家別名曲解説ライブラリー5 ブルックナー」音楽之友社、1993、p157)

 私自身ミサ曲第1番、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」と並んで、このミサ曲 第3番を愛聴しているので、ヘルベックの言葉は誇張とは思いません。 残念ながら、カラヤンはこの曲を演奏会で取り上げたことはなく、録音も残していま せん。フランツ・ウェルザー=メスト指揮、ロンドン・フィルの1995年録音のディスク を聴いています(EMI,TOCE-55006)。

〈楽器編成〉

  S、A、T、Bsの各独唱

  混声四部合唱

  Fl:2、Ob:2、Cl:2、Fg:2、Hr:2、Tp:2、Tb:3、

  ティンパ二

  弦5部





 全曲は6つの楽章からなり、

(1)I.Kyrie:Moderato

(2)II.Gloria:Allegro-Andante,mehr Adagio(sehr langsam)-TempoI-

              Ziemlich langsam

(3)III.Credo:Allegro-Moderato misterioso-Langsam-Largo-

       Allegro-TempoI-Moderato-Allegro-Etwas langsam als anfangs-Allegro

(4)IV.Sanctus:Moderato-Allegro

(5)V.Benedictus:Allegro moderato-Allegro

(6)VI.Agnus Dei:Andante-Moderato

という構成です。


テ・デウム Te Deum

 テ・デウムは「天主よ、われら御身をたたえ」と訳されていて、神に感謝の心を 捧げる讃歌であり、カトリックの日曜日や祝日の朝課や戦勝記念などめでたい礼拝 の時にうたわれ、「三位一体の讃歌」と言われる事があります。 歌詞はラテン語ですが、作者は不明です。
(作曲家別名曲解説ライブラリー5 ブルックナー」音楽之友社、1993、p165)

 ブルックナーがテ・デウムのスケッチを始めたのは1881年5月です。 1883年9月28日から1884年3月7日までかけてウィーンにおいて「テ・デウム」の 最終稿を書き上げました。

 稿:1884,Leopold Nowak(1962)



〈楽器編成〉

  S、A、T、Bsの独唱と混声四部合唱

  Fl:2、Ob:2、Cl:2、Fg:2、Hr:4、Tp:3、Tb:3、Tu:1

  Org:任意使用

  弦5部





 この曲をブルックナーが完成した1884年には既に交響曲第7番まで完成しており、

ブルックナー晩年の作になります。



 曲は5つの部分からなります。

1)第1曲:Te Deum 天主よ、われら御身をたたえ

2)第2曲:Te Ergo 御身に願いまつる

3)第3曲:Aeterna Fac とこしえに得しめ給え

4)第4曲:Salvum Fac 御身の民を救い給え

5)第5曲:In te Domine speravi

の5曲です。

 カラヤンは生涯に29回演奏会で取り上げました。そのうちの3回はライヴ録音(ARKADIA、 EMI、DG)として残されている他、スタジオ録音(DG)も2回行っています。

 3種類あるカラヤンのライヴ録音のうちひとつ(DG)はウィーンのムジークフェライン・ ザールにおけるライヴ映像です。1978年5月7,8日のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 との演奏会で、前半にはブルックナーの交響曲第9番が演奏されています。 9番が未完に終わった場合にはテ・デウムを第4楽章の代わりに用いるつもり、とブルッ クナー自身が語ったと伝えられています。調性のつながりの問題もあるでしょうが、休憩を 挟んで、9番とテ・デウムというプログラムは魅力的です。指揮棒を持たずに指揮するカラ ヤンの姿を見るのもいいものです。お勧めのライヴ映像です(DVD-video:UCBG-1053)。

 スタジオ録音は1975年のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏はオーケストラ の威力を遺憾なく発揮した雄大なテ・デウムです(CD:DG,453 091-2)。 一方、1984年のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏は、雄大さを少し抑えた分、 より信仰の世界に自然に入っていったような演奏という感じがします。カラヤンがさらにブ ルックナーに近づいたとも言えるのではないでしょうか(CD:DG,410 521-2)。

1896年10月11日ブルックナーは亡くなりました。葬儀はカール教会で行われ、 その後ブルックナーの遺言に従いザンクト・フローリアンに運ば れ修道院教会の地下室に埋葬されました。 カール教会には記念プレートが飾られています。そこには次のような言葉 が刻まれています。



         **************************************************

                          Zum Gedenken an

                          ANTON  BRUCKNER



               In dieser Kirche wurde sein Leichnam

                am 14.Oktober 1896 unter Teilnahme

            der Wiener Musikwelt feierlich eingesegnet



           「テ・デウム」の第1曲"Te Deum"冒頭の3小節の楽譜





                 Die Gesellschaft der Freunde Wiens

                               1993

        ***************************************************





            アントン・ブルックナー

               の思い出に



           この教会において1896年10月14日

            ウィーンの音楽界の参加のもと

           彼の遺骸は厳かに堅信礼を施された



               ウィーン楽友協会

                  1993

                                        (訳:Concolor)




詩篇第150番 150.Psalm

 1892年初頭から1982年6月29日にかけて作曲されたブルックナー最晩年の作品です。 寺本まり子氏によると、この曲は「ブルックナー晩年の円熟した様式を示し、 テ・デウムと並ぶブルックナーの代表作であるといっても過言ではない。」
(『作曲家別 名曲ライブラリー5 ブルックナー』音楽之友社、p171)

 曲は全管弦楽がユニゾンで力強く始まり、1小節半後には合唱が全声部で「ハレルヤ」 の歓声の声をあげます。 ヨーロッパの教会に鳴り響く感じを受けます。ブルックナーにはザンクト・フローリアン の教会で響く理想的な音があったように思います。

〈楽器編成〉

  ソプラノ独唱

  混声四部合唱(各パートはそれぞれ2部ー3部に分かれることあり)

  Fl:2、Ob:2、Cl:2、Fg:2、Hr:4、Tp:3、Tb:3、Tu:1

  ティンパ二

  弦5部




 10分弱と短めの曲ですが、輝かしくも壮大、荘厳な響きは聴きものです。
 残念ながらカラヤンは演奏会でも録音でも取り上げていません。 ヨッフム指揮、BPO、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団のディスク(1967,DG) を愛聴しています。
ヘルゴラント Helgoland

 ヘルゴラントはブルックナー最後の完成作品であると共に、大管弦楽を伴う唯一の世俗 合唱曲です。  テノール、バスがそれぞれ2部に分かれた男声4部合唱とフルート、オーボエ、クラリ ネット、ファゴットが各2、ホルン4、トランペットとトロンボーンが各3、チューバ1、 ティンパ二、シンバル、弦5部という編成になっています。
 作曲は1893年4月に始められたようで、完成は1893年8月7日です。完成後も手直しが行 われています。
 ディスクにはバレンボイム指揮、BPOが出ていますが所有していません。

  稿:Rudolf H.Fuehrer,1993





〈楽器編成〉

  T、Bsの各2部の男性合唱

  Fl:2、Ob:2、Cl:2、Fg:2、Hr:4、Tp:3、Tb:3、Tu:1

  ティンパ二

  シンバル

  弦5部

 



*1982.6.27.ウィーン芸術週間ライヴ
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
 ウィーン交響楽団
 スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
 ムジークフェライン、ウィーン
 1982.11.25.NHK-FM放送
モテット Motetten

この所は神がつくり給いぬ ハ長調 "Locus iste" C-dur Graduale fuer vierstimmigen Chor
("Locus iste" C-dur WAB23)

 1869年8月11日にウィーンで作曲されました。 混声4部合唱による合唱曲で、アレグロ・モデラート。慈しみに溢れた美しい曲です。

 歌詞は献堂式のミサのグラドゥアーレの第1節です。次のようなラテン語です。



    Locus iste a Deo factus est inaestimabile sacramentum;

    irreprehensibilis est.



 「この所は神がつくり給いぬ Locus iste a Deo factus est」

 「はかり知れぬ秘蹟 inaestimbile sacramentum」

 「非の打ちどころなき irreprehensibilis est」



 という意味です。



正しい者の口は知恵を語り リディア旋法 "Os justi" Graduale fuer gemischten Chor a cappella
("Os justi" Lydish WAB30)

 1879年7月28日に作曲されました。 混声4〜8部合唱による合唱曲です。


キリストはおのれを低くして ニ短調 Christus factus est / Motette D-moll
("Christus factus est" III D-moll WAB11)

 1884年5月28日に作曲されました。 混声4部合唱による合唱曲です。

 ブルックナーには同じ歌詞による「キリストはおのれを低くして」が3曲あります。上記の他に、
・1873(1879とも):「キリストはおのれを低くして」(II)ニ短調WAB10(混声8部合唱、Tb3、弦5部)
 (もう1曲の「キリストはおのれを低くして」は調べた範囲では分かりませんでした)



アヴェ・マリア ヘ長調 Ave Maria / Motette
("Ave Maria" II F-dur WAB6)

 1861年に作曲されました。 混声7部合唱による合唱曲です。

 ブルックナーには「アヴェ・マリア」が3曲あります。上記の他に、
・1856:「アヴェ・マリア」(I)ヘ長調WAB5(混声4部合唱、Tb3)
・1882:「アヴェ・マリア」(III)ヘ長調WAB7(アルト、ピアノ)

レクイエム Requiem D-moll

 1848年〜1849年に作曲されたニ短調のレクイエムです。1892年に改訂されました。




 Edited by Leopold Nowak (1966)

 Revised new edition by Ruediger Bornhoeft (1998)



〈楽器編成〉

  S、A、T、Bsの各独唱と混声四部合唱

  オルガン

  弦5部


ミサ・ソレムニス Missa solemnis

 1854年に作曲された変ロ短調の曲です。


1.Kyrie

2.Groria: Gloria in excelsis Deo - Qui tollis peccata mundi - Quoniam tu solus sanctus

3.Credo: Credo in unum Deum - Et incarnatus est - Et resurrexit - Et vitam venturi saeculi

4.Sanctus

5.Benedictus

6.Agnus Dei: Agnus Dei - Dona nobis pacem





  Edited by Leopold Nowak (1957)



〈楽器編成〉

  S、A、T、Bsの各独唱と混声四部合唱

  オルガン

  弦5部





*1990.2., 11. Kulturraum, Bamberg

  Karl Anton Rickenbacher (Conductor)

  Bamberger Symphoniker

  Chor der Bamberger Symphoniker  

  Christiane Oelze (Soprano)

  Claudio Schubert (Alt)

  Joerg Duermueller (Tenor)

  Reinhart Hagen (Bass)

 CD: Virgin Classics, 5 61502 2 (1998 リリース)







*1984.7.2.-3. Dormition Abbey, Jerusalem

  Juergen Juergens (Conductor)

  Israel Chamber Orchestra

  The Monteverdi Choir Hamburg  

  Cilla Grossmeyer (Soprano)

  Mira Zakai (Alt)

  Wilfried Jochens (Tenor)

  Assen Vassilev (Bass)

  Werner Kaufman (Organ)

 LP: Jerusalem Records, ATD 8503 (1985 リリース)

 CD-R: Abruckner.com, BSVD-0109 (2011 リリース)






詩篇第112番 112.Psalm

 1863年に作曲された変ロ長調の詩篇です。

〈楽器編成〉

  混声八部の二重合唱

  弦5部


詩篇第114番 114.Psalm

 1852年に作曲されたト長調の詩篇です。

〈楽器編成〉

  混声五部合唱

  Tb:3


マニフィカート 114.Psalm

 1852年に作曲された変ロ長調の楽曲です。

〈楽器編成〉

  混声四部合唱

  独唱:ソプラノ、アルト、テノール、バス

  オルガン

  弦5部



*1984.7.2.-3. Dormition Abbey, Jerusalem

  Juergen Juergens (Conductor)

  Israel Chamber Orchestra

  The Monteverdi Choir Hamburg  

  Cilla Grossmeyer (Soprano)

  Mira Zakai (Alt)

  Wilfried Jochens (Tenor)

  Assen Vassilev (Bass)

  Werner Kaufman (Organ)

 LP: Jerusalem Records, ATD 8503 (1985 リリース)

 CD-R: Abruckner.com, BSVD-0109 (2011 リリース)