Herbert von Karajan : Encore
ここではアンコールで演奏した楽曲を取り上げます
1950.1.13.-1950.1.29.ウィーン交響楽団とのドイツ演奏旅行 1950.1.13.Ulm 1950.1.14.Munich 1950.1.15.Frankfurt 1950.1.16.Hannover 1950.1.17.Hamburg 1950.1.18.Berlin 1950.1.19.Esses 1950.1.20.Duesseldorf 1950.1.21.Duisburg 1950.1.22.Dortmund 1950.1.23.Solingen 1950.1.25.Aachen 1950.1.27.Stuttgart 1950.1.28.Augsburg 1950.1.29.Munich 15回の演奏旅行でアンコール曲として J.シュトラウス:皇帝円舞曲 R.ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 が演奏されたとの記録があります。(pa2,p80-81) 演奏日の特定はしてありません。 *1950.1.14.ミュンヘンで行われた演奏会のアンコールにマイスタージンガー前奏曲が演奏された。 当日のプログラムは ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」 R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 ブラームス:交響曲第1番ハ短調 (KARAJAN CENTRUMに記録ありーワーグナーのマイスタージンガー前奏曲) (pa2,p80には上記3曲のみ記録) 1954.10.17.-1954.11.2.フィルハーモニア管弦楽団とのヨーロッパ演奏旅行 1954.10.17.Antwerp 1954.10.18.,19.Brussel 1954.10.20.,21.,22.Bern 1954.10.23.,24.Milan 1954.10.25.Perugia 1954.10.26.Rome 1954.10.27.Naples 1954.10.28.Palermo 1954.10.31.Turin 1954.11.2.Paris 14回の演奏旅行でアンコール曲として R.ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲 が演奏されたとの記録があります。(pa2,p109) 演奏日の特定はしてありません。 1955.10.23.-1955.11.19.フィルハーモニア管弦楽団とのアメリカ演奏旅行 1955.10.23.Washington 1955.10.25.New York 1955.10.26.New York:アンコール、シベリウスの交響詩「フィンランディア」 1955.10.27.New Haven 1955.10.28.New York 1955.10.29.Washington 1955.10.31.Huntington 1955.11.1.Charleston 1955.11.2.Columbus 1955.11.3.Toledo 1955.11.5.,6.Chicago 1955.11.7.Grand Rapids:アンコール、シベリウスの交響詩「フィンランディア」 1955.11.8.Kalamazoo 1955.11.9.Ann Arbor:アンコール、シベリウスの交響詩「フィンランディア」 1955.11.10.Detroit 1955.11.11.Toronto 1955.11.13.New York 1955.11.14.Baltimore 1955.11.15.Philadelphia 1955.11.16.Amherst 1955.11.17.Burlington 1955.11.18.Portland 1955.11.19.Boston 24回の演奏旅行でアンコール曲として シベリウス:交響詩「フィンランディア」 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲 スーザ:Marches Stars,Stripes Forever,El Capitan が演奏されたとの記録があります。(pa2,p118-120) 演奏日の特定はしてありません。 追記(2007.7.31.) ・1955.10.26.New York:アンコール、シベリウスの交響詩「フィンランディア」は、 KARAJAN CENTRUMの記録に掲載されている新聞記事(New York Herald Tribune)に記述があります。 ・1955.11.7.Grand Rapids:アンコール、シベリウスの交響詩「フィンランディア」は、 KARAJAN CENTRUMの記録に掲載されている新聞記事(Grand Rapids Herald)に記述があります。 ・1955.11.9.Ann Arbor:アンコール、シベリウスの交響詩「フィンランディア」は、 KARAJAN CENTRUMの記録に掲載されている新聞記事(Michigan Daily)に記述があります。 1957.11.3.-1957.11.23.ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との日本演奏旅行 1957.11.3.,4.,5.,6.Tokyo 1957.11.7.,8.Nagoya 1957.11.10.Fukuoka 1957.11.11.Yahata 1957.11.13.Hiroshima 1957.11.15.,16.Osaka 1957.11.17.Kobe 1957.11.19.,20.,22.Tokyo 15回の演奏旅行でアンコール曲として R.ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 バッハ:管弦楽組曲第3番から「アリア」 が演奏されたとの記録があります。(pa2,p137-138) 演奏日の特定はしてありません。 *「BPOの部屋」の開設者様に教えて頂いた情報です。それによると、 「ムックのベルリン・フィル100周年史に掲載されている1957年来日公演スケジュール表では、 アンコールとしてタンホイザー序曲が予定されていた。」 「11月3日の東京公演の映像では運命の演奏にもかかわらず、ステージ上にハープ奏者、チューバ 奏者、打楽器奏者まで座っていた。これはアンコールにタンホイザーを予定していたという事で しょう。」 「バッハのアリアの放送では会場は東京ではなく名古屋と記されていたように記憶している。」 とのことです。(2002.10.13.、2002.10.21.一部訂正) **「BPOの部屋」の開設者様から追加情報を頂きました。 NHKで一部放送されたアリアは放送記録(NHK教育テレビ「20世紀の名演奏」インデックス http://hayes.cside2.jp/other/20c.html#3、HAYES MIDDLESEX ENGLAND内)では名古屋と なっているとのことです。 (2002.10.23.) **追記:1957年11月10日の福岡公演で、バッハ:管弦楽組曲第3番〜「アリア」がアンコールで演奏されました。 (2007.6.21.) *Huntのphilharmonic autocrat 1,p31にはバッハのアリアの未発売放送音源として1957.11.3.Tokyo の記述があります。 1958.11.5.,6.ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会、ロンドン アンコール曲:ワーグナー「マイスタージンガー」前奏曲(11.5.) アンコール曲:ワーグナー「タンホイザー」序曲(11.6.) (Hunt,pa2,p149) 1959.10.19.-1959.11.23.ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との世界演奏旅行 1959.10.19.New Delhi 1959.10.20.Bombay 1959.10.22.,23.Manila 1959.10.25.Hong Kong 1959.10.27.,28.,29.Tokyo 1959.10.31.,11.1.,2.Osaka 1959.11.3.Nagoya 1959.11.6.,7.Tokyo 1959.11.8.Honolulu 1959.11.11.Los Angels 1959.11.12.Provo 1959.11.14.Chicago 1959.11.15.Cleveland 1959.11.17.New York 1959.11.18.Boston 1959.11.19.New York 1959.11.21.Atlanta 1959.11.22.Washington 1959.11.23.Montreal 25回の演奏旅行でアンコール曲として J.シュトラウスI:ラデッキー行進曲 J.シュトラウスII:美しく青きドナウ ヨーゼフ・シュトラウス:Delirienwalzer が演奏されたとの記録があります。(pa2,p159-162) 演奏日の特定はしてありません。 1959.10.27.に旧NHKホールで行われた演奏会のアンコールにJ.シュトラウスII:美しく青きドナウが 途中から演奏されました。 このアンコールは2006.6.23.リリースのDVD-video(NSDS9480)の特典として音声のみ(ステレオ) 聴くことができます。 1962.3.23.-1962.4.11.ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との北ヨーロッパ演奏旅行 1962.3.23.,24.Moscow 1962.3.27.,28.Leningrad 1962.3.30.Oslo 1962.4.1.Stockholm 1962.4.3.Copenhagen 1962.4.4.Hamburg 1962.4.6.,7.London 1962.4.9.,11.Paris 12回の演奏旅行でアンコール曲として R.ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 J.シュトラウスII:美しく青きドナウ ヨーゼフ・シュトラウス:Delirienwalzer が演奏されたとの記録があります。(pa2,p187-188) 演奏日の特定はしてありません。 1965.5.16.ベルリン・フィルハーモニア管弦楽団とのスカンジナビア演奏旅行 1965.5.16.Helsinki この日の演奏会プログラムは前半はシベリウスの交響曲第4番、後半が交響曲第5番でした。 アンコールに交響詩「フィンランディア」が演奏されました。(Hunt,pa2,p215) (『ヘルベルト・フォン・カラヤン』下巻、オズボーン著、白水社2001年、p172-173)