こんばんは いろいろご教示いただきありがとうございます。
櫻井さんは、この手の業界ウラ情報にお詳しいですね。
カラヤンのEMI・SQ音源を聴くと、4ch末期の"新世界"でも、普通の2ch録音より更に濃い"ベッタリ"とした印象が強調されて、この点で同時期のDGより損をしているように小生は思います。これも"補正"のなせる技かな？？ SQでない録音、例えばモーツァルトの交響曲や協奏曲、パリ管とのラベル等は素直な音だと思いますが。
30年余り前の英国EMI本部と東芝の力関係では、配給されるマスターテープの質に文句が言えなかったかもしれませんね。最近になってようやくartを国内盤で出してますけど・・・ ところでDGのレコードのSN比が良好なのは、やはりドルビーAの効果だったのですね。
73年の映像録音は見たことがありませんが[LDもDVDもありません(^^);;;]、これも録音スタッフはEMIでSQ録音ですね[発売レーベルがDGなのが不思議]。音声部分のマスターが普通のレコードと同等の質で録られているのであれば、期待はできそうですね。