今晩は。初めまして。
> 実はクリスマス週間が始まってから、Radio-Franceの“France-Musique”というチャンネルでカラヤン特集が組まれています。主な音源は1940-60年代にかけてのものですが、東はタリン、西はアムステルダムまでカラヤンはフルヴェンの影に隠れながらも精力的に活動していたことを知りました。
カラヤン特集のラジオ放送ですか。1940-60年代の音源はアーヘン時代からベルリン・フィル常任に就任するくらいまでのものですね。
当サイトではカラヤンの演奏史をメインテーマにしているのですが、この年代はまだ充分に検索作業が終っていない状況です（このコンテンツに限らずあちこち少しずつ追加修正・改訂をしていますが）。
確かに後年に比べて色々な都市で演奏活動をしている印象は持っています。
>最後までBPOで振ることに執着して果てには懇願に到るフルヴェンに対して、「後任は『うわさのLittle K』に託す」と言って終わります。この「Little K」こそがカラヤンなのは周知ですが、フルヴェンが最も恐れて最も拒絶した人でもあるようです。
Little Kは初めて耳にする言葉です。身長が低かったこととも意味するもののようにも思えますが、何時頃から言われたのか、いい始めは誰なのかは分かりません。
オズボーン著の『ヘルベルト・フォン・カラヤン』白水社の上巻ｐ172にフルトヴェングラーの手記が紹介されていて、そこではカラヤンのことを「国立歌劇場指揮者Ｘ」と記述しているそうです。
Little Kについて分かればお知らせします。
今後とも宜しくお願いします。