News Archive
2004
10月27日
SACD新譜3枚
今回もいまのところ日本だけの企画で、カラヤンのUNIVERSAL系列音源が3枚SACD化されます。
- R・シュトラウス:《ツァラトゥストラはかく語りき》、《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》他
- ブラームス:ドイツ・レクィエム
- チャイコフスキー:交響曲第3番《ポーランド》、スラヴ行進曲、イタリア奇想曲
リンク先はいずれもHMV。
12月22日発売。
R・シュトラウスはVPOとあることから、DECCA盤なのでしょう。
ドイツ・レクィエムは60年代。
チャイコフスキーについては、小品2曲をSACDで聴くのはさぞ気持ちが良いでしょうが、メインが交響曲第3番というのが微妙なところです。
10月23日
「フルトヴェングラーを語る」
TAHRAからフルトヴェングラーの没後50年企画としてCD4枚組+CD-ROMというセットが発売されます。
そのなかに「カラヤン、フルトヴェングラーについて語る」というインタヴィューが収録されるそうです。
- FURT-1090 - 2004年11月マイナー・レーベル新譜(速報版) (CDショップ・カデンツァ内)
- In Memoriam Furtwangler (@TOWER.JP内)
- “イン・メモリアム・フルトヴェングラー”(4CD+ボーナスCD-ROM) (HMV Japan内)
フランス語だそうです。
ほんの数分でしょうし、どこかで聴いたことがあるような気がしないでもありませんし、これだけのために\5,500かぁ、と思わないこともありませんが、買います。
10月16日
TELEMONDIAL作品の権利
derStandard.atというサイトの9月30日付けに、こんな記事があります。
ORF übernimmt TV-Vertrieb für Karajan-Firma Telemondial
以前このページにカラヤン・センターからORF・3satへの録音・映像作品譲渡について書きました。
どうやら今回の記事は3年以上前の譲渡のつづきの話のようです。
ドイツ語さっぱりなので大いに勘違いしているかも知れませんが、だいたい、
- 3年前のORF及び3satへの譲渡内容は、オーストリア国内に限って、カラヤンの録音・映像作品を自由に放送できる権利だった。
- 今回、TELEMONDIALの映像作品77タイトルについて、ORFが権利を持つことになった。
- これにより世界中の各TV局は、ORFから放送権を買うこと(ができるよう)になった。
といった感じでしょうか。
金銭的な問題というより、資料性を考えての譲渡のようです。
実に久しぶりにウリ・メルクレの名前を見た気がします。
TELEMONDIAL原盤の映像作品77タイトルってどういうものなのでしょうね。
タイトル数としては発売・未発売を問わず、存在が公表されている作品よりずっと多いです。
試しにいま、各タイトルに収録されている曲数で計算してみましたが、それでも10作品ほど多くなります。
存在自体公表されていない何かがあるのでしょうか。
KARAJAN AUDIO
目的もないまま検索していて、興味深いものを発見しました。
私はid Softwareというコンピュータ・ゲーム会社の、ずいぶん年季の入ったファンで、最近発売されたDOOM3に合わせて5年半ぶりに自宅PCを買い換えました。
当然、このゲームはこのサイトの内容とはいささかも関係ないものです。
が、今日つれづれにkarajanで検索していたところ、DOOM3というタイトルのページを見つけました。
まさか趣味のうちの、もっともかけ離れているといっていい2つの事柄に接点があるなどとは夢にも思っておらず、半信半疑でクリックしてみたのが、以下のページです。
何かの懸賞で、当たるとDOOM3の動作に最適なマシンが貰えるようです。
ちなみにこのマシンは私の新しいマシンよりスペックが低いので、いささかの興味も持てません、おほほほほ(w。
で、肝心のKARAJANとは、マザー・ボード上に載ったサウンド・チップのことだとわかりました。
台湾に本拠のあるその会社のサイトにマザーの詳細ページがありました。
KARAJAN AUDIOとは、7.1ch Dolby出力に対応したこの会社独自のサウンド・チップの規格のようです。
この名称についての由来は書かれていませんが、まず間違いなく意識しているのでしょう。
会社の偉い人にファンがいるとか。
さらに探してみたところ、以下のページに紹介されているのを見つけました。
●DFI LANPARTY UT 915P-T12 - 今週見つけた主な新製品 2004年7月31日号
(AKIBA PC Hotline!内)
「オーディオコーデックとサウンドコネクタをマザーボードから別基板に分離することでノイズを削減
」するのだそうです。
近々にPCでの音響環境を5.1もしくは7.1にすべく、やはりマザー直づけのコネクタから出力させるか、それともEAX4.0までいけるAudigyでも別に挿すか、検討中ではあります。
しかし残念ですが、今回の商品は単体ならともかく、マザー直づけでは試してみることはできません。
KARAJANという名で、音がしょぼかったら頭に来ますね(w。
10月9日
ドリームライフの歴史
ドリームライフのサイト内の、HISTORYというコーナーが更新され、カラヤン絡みの写真が掲載されています。
カラヤンからの手紙もあります。
発売記者会見風景の写真は古くさくて良い感じです。
映像作品のベートーヴェンの9番がかつてヴィデオ・テープ他で発売されたというのは、この頃のことなのでしょうか。
10月8日
園田高弘(1928〜2004)
カラヤンと協演経験のある日本人のなかで、あるいはもっとも高名かも知れない園田高弘氏が亡くなられました。
訃報 園田高弘さん76歳=ピアニスト、日本芸術院会員
(Yahoo!ニュース内)
リンク先の文中にもあるように、カラヤンの単身初来日時にNHK交響楽団と協演したりしています。
いまのところ、園田/カラヤン協演時の音というのは発売されていません。
10月6日
ANDaNTEの《ファルスタッフ》
昨年の暮れにちらっとアナウンスされていた57年8月10日の《ファルスタッフ》が、やっと11月に発売されます。
いままで全曲としてはARKADIAでのみ発売されていたもので、今回が初正規です。
またまたANDaNTEは抱き合わせ販売。
入手後、データベースを更新します。
以上、Concolorさんからのお知らせです。
どうもありがとうございました。
10月2日
WALHALLの《フィデリオ》
WALHALLレーベルから、53年6月5日の《フィデリオ》全曲が発売されます。
初出です。
マイナー新譜 2004年10月
(CDショップ・カデンツァ内)
WALHALLはカラヤンの隣接権切れライヴ音源の発売に熱心ですが、いずれも既発音源ばかりで、初出音源を出すのは今回が初めてです。
リンク先の紹介によると、音は相当ひどそう。
この《フィデリオ》は、以前から『philharmonic autocrat1』等で放送の記録があったものです。
ウィーン交響楽団とのムジークフェライン・ザールでの演奏会形式。
6月1日から7日までの、同楽団との7日連続の「カラヤン・ツィクルス」で、この日から3日間《フィデリオ》を振っています。
「シュワルツコップのレオノーレは持ち役ではない」という記述どこかで見たことがあります。
現物を入手後、データベースを更新します。