News Archive

2004

▲UP10月27日

SACD新譜3枚

今回もいまのところ日本だけの企画で、カラヤンのUNIVERSAL系列音源が3枚SACD化されます。

リンク先はいずれもHMV
12月22日発売。

R・シュトラウスはVPOとあることから、DECCA盤なのでしょう。
ドイツ・レクィエムは60年代。
チャイコフスキーについては、小品2曲をSACDで聴くのはさぞ気持ちが良いでしょうが、メインが交響曲第3番というのが微妙なところです。

参考
DGのSACD新譜4枚(8月14日)

▲UP10月23日

「フルトヴェングラーを語る」

TAHRAからフルトヴェングラーの没後50年企画としてCD4枚組+CD-ROMというセットが発売されます。
そのなかに「カラヤン、フルトヴェングラーについて語る」というインタヴィューが収録されるそうです。

フランス語だそうです。

ほんの数分でしょうし、どこかで聴いたことがあるような気がしないでもありませんし、これだけのために\5,500かぁ、と思わないこともありませんが、買います。

▲UP10月16日

TELEMONDIAL作品の権利

derStandard.atというサイトの9月30日付けに、こんな記事があります。

ORF übernimmt TV-Vertrieb für Karajan-Firma Telemondial

以前このページにカラヤン・センターからORF・3satへの録音・映像作品譲渡について書きました。

ORFへの譲渡(2002年2月26日)

どうやら今回の記事は3年以上前の譲渡のつづきの話のようです。
ドイツ語さっぱりなので大いに勘違いしているかも知れませんが、だいたい、

といった感じでしょうか。
金銭的な問題というより、資料性を考えての譲渡のようです。
実に久しぶりにウリ・メルクレの名前を見た気がします。

TELEMONDIAL原盤の映像作品77タイトルってどういうものなのでしょうね。
タイトル数としては発売・未発売を問わず、存在が公表されている作品よりずっと多いです。
試しにいま、各タイトルに収録されている曲数で計算してみましたが、それでも10作品ほど多くなります。
存在自体公表されていない何かがあるのでしょうか。

KARAJAN AUDIO

目的もないまま検索していて、興味深いものを発見しました。

私はid Softwareというコンピュータ・ゲーム会社の、ずいぶん年季の入ったファンで、最近発売されたDOOM3に合わせて5年半ぶりに自宅PCを買い換えました。
当然、このゲームはこのサイトの内容とはいささかも関係ないものです。

が、今日つれづれにkarajanで検索していたところ、DOOM3というタイトルのページを見つけました。
まさか趣味のうちの、もっともかけ離れているといっていい2つの事柄に接点があるなどとは夢にも思っておらず、半信半疑でクリックしてみたのが、以下のページです。

DOOM3

何かの懸賞で、当たるとDOOM3の動作に最適なマシンが貰えるようです。
ちなみにこのマシンは私の新しいマシンよりスペックが低いので、いささかの興味も持てません、おほほほほ(w。

で、肝心のKARAJANとは、マザー・ボード上に載ったサウンド・チップのことだとわかりました。
台湾に本拠のあるその会社のサイトにマザーの詳細ページがありました。

LANPARTY UT 915P-T12
DFI内)

KARAJAN AUDIOとは、7.1ch Dolby出力に対応したこの会社独自のサウンド・チップの規格のようです。

この名称についての由来は書かれていませんが、まず間違いなく意識しているのでしょう。
会社の偉い人にファンがいるとか。

さらに探してみたところ、以下のページに紹介されているのを見つけました。

●DFI LANPARTY UT 915P-T12 - 今週見つけた主な新製品 2004年7月31日号
AKIBA PC Hotline!内)

オーディオコーデックとサウンドコネクタをマザーボードから別基板に分離することでノイズを削減」するのだそうです。

近々にPCでの音響環境を5.1もしくは7.1にすべく、やはりマザー直づけのコネクタから出力させるか、それともEAX4.0までいけるAudigyでも別に挿すか、検討中ではあります。
しかし残念ですが、今回の商品は単体ならともかく、マザー直づけでは試してみることはできません。

KARAJANという名で、音がしょぼかったら頭に来ますね(w。

▲UP10月9日

ドリームライフの歴史

ドリームライフのサイト内の、HISTORYというコーナーが更新され、カラヤン絡みの写真が掲載されています。

DREAMLIFE HISTORY

カラヤンからの手紙もあります。

発売記者会見風景の写真は古くさくて良い感じです。
映像作品のベートーヴェンの9番がかつてヴィデオ・テープ他で発売されたというのは、この頃のことなのでしょうか。

▲UP10月8日

園田高弘(1928〜2004)

カラヤンと協演経験のある日本人のなかで、あるいはもっとも高名かも知れない園田高弘氏が亡くなられました。

訃報 園田高弘さん76歳=ピアニスト、日本芸術院会員
Yahoo!ニュース内

リンク先の文中にもあるように、カラヤンの単身初来日時にNHK交響楽団と協演したりしています。
いまのところ、園田/カラヤン協演時の音というのは発売されていません。

▲UP10月6日

ANDaNTEの《ファルスタッフ》

昨年の暮れにちらっとアナウンスされていた57年8月10日の《ファルスタッフ》が、やっと11月に発売されます。

Crotchetでの紹介ページ

いままで全曲としてはARKADIAでのみ発売されていたもので、今回が初正規です。
またまたANDaNTEは抱き合わせ販売。

入手後、データベースを更新します。

以上、Concolorさんからのお知らせです。
どうもありがとうございました。

▲UP10月2日

WALHALLの《フィデリオ》

WALHALLレーベルから、53年6月5日の《フィデリオ》全曲が発売されます。
初出です。

マイナー新譜 2004年10月
CDショップ・カデンツァ内)

WALHALLはカラヤンの隣接権切れライヴ音源の発売に熱心ですが、いずれも既発音源ばかりで、初出音源を出すのは今回が初めてです。
リンク先の紹介によると、音は相当ひどそう。

この《フィデリオ》は、以前から『philharmonic autocrat1』等で放送の記録があったものです。
ウィーン交響楽団とのムジークフェライン・ザールでの演奏会形式。
6月1日から7日までの、同楽団との7日連続の「カラヤン・ツィクルス」で、この日から3日間《フィデリオ》を振っています。
「シュワルツコップのレオノーレは持ち役ではない」という記述どこかで見たことがあります。

現物を入手後、データベースを更新します。


[9月のトップ・ニュース]