News Archive
2002
5月31日
TELEMONDIALのR・シュトラウス5作品
またまたDVD情報です。
19日のSONYのDVDの他に、R・シュトラウスの5作品がアナウンスされています。
発売は8月7日。
リンク先のページにはすべてライヴ収録とありますが、間違いです。
内容は以下の通り。
- アルプス交響曲(83年11月20日)
- 《死と変容》、メタモルフォーゼン(84年11月25日)
- 《英雄の生涯》(85年2月)
- 《ドン・キホーテ》(86年1月)
- 《ツァラトゥストラはかく語りき》、モーツァルト:ディヴェルティメント第17番(87年5月1日)
先日の3作品については何かの間違いだったのか、常識的な価格に変更されています。
これによりFilmographyにDVD番号の追加をおこないました。
5月20日
ユニバーサルの廉価盤DVD
連日のDVD情報です。
日本ユニバーサルからの既発売オペラDVD4種に廉価盤が発売されます。
6月26日です。
オペラ以外ではひとつ、77年のベートーヴェン:交響曲第9番も安くなります。
それでも外国盤の値段にはかないませんが、\1,500〜\2,000安くなります。
これによりFilmographyにDVD番号の追加をおこないました。
5月19日
SONY日本盤DVD7月10日発売分
TELEMONDIAL原盤映像作品3種の日本盤DVDがアナウンスされています。
リンク先にはチャイコフスキー:交響曲第4番としかありませんが、他のサイトでは5番も収録されているとありますし、値段からいっておそらく後期交響曲3つが収録されていると思われます。
信じられないのはブルックナー:交響曲第9番です。
「どうして8番ではないのですか?」という某氏の抗議は無視するとして(w、同じ1曲のみの収録であるはずなのに、ドヴォルザーク:交響曲第8番よりも価格が高く設定されています。
確かにLDの頃は片面収録と両面収録で価格が違いましたが、DVDになっても同じ感覚というのはいかがなものでしょう。
これによりFilmographyにDVD番号の追加をおこないました。
追記:(5月20日)
チャイコフスキー - Sym.4-6:Karajan/Vpo
ARTHAUSのDVD
いつまで経っても日本盤の発売されない『Herbert von Karajan 1908-1989 A Portrait』について、いまさらながら発売元で外国盤の紹介がされています。
A film by Gernot Riedel - HERBERT VON KARAJAN
(ARTHAUS内)
ご参考まで。
5月17日
ペルージャでのブルックナー
URANIAがストラヴィンスキーの《オイディプス王》をアナウンスしています。
カラヤンは正規でこの曲を録音しなかったものの、このときの放送音源はすでに2つのレーベルからCD化されていて、とりたてて珍しいものはありません。
ただ違法盤会社なのに妙に良心的なURANIAが例によっておまけを入れています。
ペルージャでのテ・デウムです。
こちらも初出ではありませんが、既出盤はARKADIAでしたので、音質は聴く前からわかるようなものでした。
URANIA盤でも、確か49年のヴェルディのレクィエムだったか、LPから盤起こしした旨、解説に書かれていましたから、今回も放送局レヴェルのテープを原盤にしているのではないかも知れませんが、単なる資料として捨て去るにはもったいないと考えることのできる方はいかがでしょうか。
どうせなら1度も発売されたことのない、この日の前半の交響曲第9番を発売して欲しいところですが。
これにより、LiveにCD番号の追加をおこないました。
5月11日
カラヤン没後10年追悼演奏会
カラヤン没後10年にあたる1999年7月16日にザルツブルグでアバド/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によっておこなわれた追悼演奏会はARTHAUSよりDVD化されており、Othersにも掲載しています。
この演奏会、私はあっさり見逃したのですが、おそらく当時も中継放送があったのでしょう。
それが5月17日金曜日深夜(18日早朝)に、NHKのBS-2で再放送されます。
とりたててカラヤンがしのばれるものでもなく、話題になったのはアバドの版折衷策くらいですが、興味はあるもののわざわざDVDを購入するのに抵抗のある方は、この機にいかがでしょうか。
5月2日
タワーレコード ツールバー
現状では間違いなく世界最強の検索エンジンであるGoogleは、Google Tool Barという便利なアド・オンを配布しています。
Windows版のInternet Explorerのみ対応で、IEのURL欄の下にGoogleの検索入力欄をつけてしまうものです。
さて@TOWER.JPから、見た目これとほとんど同じのタワーレコード ツールバーという、薄笑いしたくなるようなツールが出たのでインストールしてみました。
TOWER RECORDSのサイトにつながなくても、いきなり検索出来るというものです。
選択範囲をドラッグしてそのまま検索欄に放り込める点などから考えて、Google Tool Barを強く意識しているか、あるいはライセンス提供を受けているのかも知れません。
ツール・バーなんぞ作る前に、検索エンジンそのものをもっと使いやすくしろ、と言いたくなるところをぐっと我慢して入れておけば、ひょっとしたら、あるいは、万が一、青天の霹靂で、役に立つ日が来るかも知れません(w。
なお、上記のリンク画像をご覧になればおわかりのように、Google Tool Barと共存できます。
鬱陶しくなったら、アン・インストールしなくても、「表示」→「ツールバー」でチェックを外せば消えます。
《ワルキューレ》レッスン風景映像
Bel Canto Societyより発売されている『RÉGINE CRESPIN(1985)』を確認しました。
フランスのソプラノ歌手レジーナ・クレスパンのインタヴィュー番組をそのまま録画したVHSテープで、何の装丁も施されていない黒い紙製ケース、つまり生テープそのままの状態のため、ジャケット画像というものがありません。
ここに挙げたのはテープの背表紙です。
内容は引退したレジーナ・クレスパンに対するインタヴィューが中心で、彼女の残されている映像がたびたび挿入されます。
そのなかに、おそらくBBC制作の《ワルキューレ》のリハーサルのために収録されたと思われる同曲のリハーサル風景があります。
ピアノを弾くカラヤンとクレスパンのレッスン風景で、いままで発売された映像作品では観ることが出来なかったものです。
収録時間は2分くらいでしょうか。
クレスパンに合わせて、カラヤンはフランス語で指導しています。
また、このレッスン風景のあと、舞台でブリュンヒルデを唄う彼女の映像がほんの数秒収録されていますが、こちらは指揮者がカラヤンなのか、つまりザルツブルグ音楽祭の本番またはドレス・リハーサルのときのものなのかどうかはわかりません。
これによりFilmographyを更新しました。
『KARAJAN COMPLETE DISCOGRAPHY』
1984年に日本ポリドールが販売促進用として配布した『KARAJAN COMPLETE DISCOGRAPHY』をOthersに追加しました。
浅里公三編集によるディスコグラフィーで、当時までに正規契約で発売された音源が、DG以外ものも含めてほぼ網羅されています。
横8cm、縦18cmの縦長の小冊子で、40ページ弱、このページ数にしては協演者名もかなり詳細に出ているといえます。
掲載は作曲者名アルファベット順、最後にはオムニバスものの初出の組み合わせがわかるようになっています。
カラヤン生前のものですし、いまとなってはあまり役には立ちませんが、当時としてはなかなか使い勝手の良い資料であったろうと思います。
カラヤン最後の録音となったブルックナー:交響曲第7番に添付された、やはり浅里公三編集によるディスコグラフィーは、この資料に手を加えることによって完成されたものでしょう。
なお、このディスコグラフィーはClassical CD Information & Reviewsの加藤幸弘さんからご提供いただきました。
どうもありがとうございます。