News Archive
2002
9月30日
バイロイトの《マイスタージンガー》
果たしてEMI盤と本当に違う中身なのかどうか不明なバイロイトでの《ニュルンベルグのマイスタージンガー》(8月5日盤)と思われる音源が、MYTOからアナウンスされています。
Richard Wagner Die Meistersinger von Nurnberg - complete
(Crotchet内)
一応触れ込みでは、この音源はいままでARKADIA盤でしか発売されたことがなく、現在は入手困難ですので、この機に聴き較べてみるのはいかがでしょう。
9月28日
《ばらの騎士》の映像作品(2回目)
確か没後10年のときにも放送された84年の《ばらの騎士》の映像作品が、NHKのBS2でまた放送されます。
FRIDAY(金) - NHK INFORMATION「今週の主な番組」
10月4日(金)14:15から。
「オペラに親しもう」といった企画の一部です。
そういえば古い方の日本語盤DVDは出ないのでしょうか。
9月24日
SACD第2弾
カラヤン音源のSACD化第2弾は、70年代のモーツァルト:レクィエムになるようで、DGのサイトに第1弾のベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》(70年代)とともに、詳細ページがアップされています。
Concolorさんからのお知らせです。
どうもありがとうございます。
9月22日
BPO創立120周年記念CDセット
実際に店頭で手に取ってみるまで全く興味のなかった、EMIのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団創立120周年記念CDセットを買いました。
箱に「ART」と書いてあったためです。
6枚組のCDで、箱のなかのそれぞれのCDも、LPのようなジャケットに1枚1枚入れられています。
カラヤンは2・3枚目、収録曲は以下の通りです。
- CD2
- CD3
ワグナー以外は全て初ART化のはずです。
とくにシベリウスの2番は、わが家程度の再生装置ではHS-2088盤からの劇的な音質向上は感じられませんでしたが、値段も安いことですし、この録音がお好きな方は多いようなので、聴き較べをされてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私が購入したところでは、税抜き\2,980でした。
参考リンク:
HMVでの商品紹介ページ
1950年のマタイ受難曲
TAHRAより発売された『HOMMAGE A KATHLEEN FERRIER』を確認しました。
キャスリーン・フェリアーのライヴ音源を収録したCDで、後半に1950年のマタイ受難曲から抜粋が収められています。
曲目を以下に挙げておきます。
- Du lieber Heiland
- Erbarme dich, mein Gott
- Erbarm es Gott
- Ach Golgotha
このCD、正規のはずですが、想像していたほど音質は良くありません。
GALAの全曲盤と較べて、確かに音質は若干クリアになっているものの、ノイズも一緒にクリアになっています。
私にはGALA盤の方が良いくらいです。
これによりLiveを更新しました。
9月20日
カラヤンのポルシェ
とっくにご存知の方も多いのかも知れませんが、私は初めて知ったので、ここに書いておきます。
カラヤンの乗っていた車が、日本で売っています。
トップ・ページに「本物です
」と書いてあるのを見ると、きゅうに偽もののように思えてしまいますね。
「名指揮者、カラヤンがサウンドを奏でたポルシェが今、ここに在る。
」とすごいコピーです。
いくらだか知りませんが、たぶんが手が出ないでしょう。
Othersを更新するために買ったりは絶対にしません(w。
9月18日
アルプス交響曲の外国盤DVD
日本盤に較べるとずいぶん発売に勢いのないSONYの外国盤DVDに久々の新譜がアナウンスされました。
アルプス交響曲です。
Herbert von Karajan - Discography
(Sony Classical内)
まず間違いなく日本盤を買うより安いでしょう。
これによりFilmogaphyにDVD番号の追加を行いました。
9月17日
ウィルス、ウィルス、ウィルス
東京にお住まいで、OCNをご利用になっていて、ホスト名がhigasisibu.tokyo.ocn.ne.jpで、Windows98+Internet Explorer 6をお使いで、ときどきこのサイトをご覧になっている方へ。
そちらから当方の管理者用アドレスに向けて、先週末より今日まで、合計7通のウィルス・メールが送信されています。
ご自分のホスト名がおわかりにならない場合は、以下のURLをご覧下さい。
リンク先のページの「あなたのホスト名は、」
が、
p****-ip**higasisibu.tokyo.ocn.ne.jp
(*には数字)
になっている方です。
klezです。
以下に駆除ツール(無料)があります。
サクッと駆除して下さい。
追記:(9月18日)
本日、さらに2通届いています。
追記:(9月20日)
さらに1通。
ヘルツフェルト著『ヘルベルト・フォン・カラヤン』
やっと日本語版を入手しましたので、Booksのヘルツフェルト著『ヘルベルト・フォン・カラヤン』の画像を差し替え、説明を多少あらためました。
GPR3の《英雄の生涯》と《田園》
先日の《英雄の生涯》と《田園》(GPR3)について、このCDの発売情報をお知らせ下さった加藤幸弘さんのClassical CD Information & Reviewsで、レヴィューが掲載されています。
そういえばショスタコーヴィチの10番のときに加藤さんがお書きになっていましたが、ARS NOVAのCDは再入荷している気配がなく、最初に入ってきた分が店頭から減ってゆくだけです。
今回のGreat Performance in Russiaについても、ご興味のおありの方は、早めに入手されておいた方が無難かと思われます。
「演奏会で取り上げたが録音を残さなかった楽曲」
Concolorさんのサイト、Herbert von Karajan dirigiert Anton Brucknerは、もともと異常な労作の結果なのですが、ついに私が永くそそのかしていた「演奏会で取り上げたが録音を残さなかった楽曲」の一覧が一通り完成したようです(w。
《カラヤンの演奏史》演奏会で取り上げたが録音を残さなかった楽曲
(Herbert von Karajan dirigiert Anton Bruckner内)
これを機会に、リンク・ページから正式にリンクを貼らせていただきました。
他にも来日公演のプラグラムや、Concolorさん選りすぐりの偏った好みの楽曲の演奏会記録など(w、一体どこまで増えつづけるのかわからないほど豊富な内容です。
もうこうなったら、広告がなく、CGIがモリモリ使える有料サーバに引っ越して、データベースにするなど、行けるところまで行って下さい、是非(w。
これによりLINKSを更新しました。
9月7日
パウムガルトナーの死に寄せるカラヤンの追悼の辞
私にしてみれば「カラヤンの学生時代のお師匠さん」くらいの認識しかないベルンハルト・パウムガルトナーには指揮者としての活動もあったようで、GRAMOLAというレーベルから、「音楽とザルツブルクに捧げた生涯」というタイトルで、自作自演・講演・他演奏家による作品のライヴ録音などと、ざっとその活動歴を振り返る企画のCDがアナウンスされています。
そのなかに「パウムガルトナーの死に寄せるカラヤンの追悼の辞(1971年7月28日、ザルツブルク、聖ペーテルス墓地)」というカラヤンのスピーチが収録されるそうです。
2002年10月マイナー・レーベル新譜(速報版)
(CDショップ・カデンツァ内)
どうせ日本語訳などついてはいませんし、カラヤンのあの声ではドイツ人にさえ聞き取りにくいでしょうが、いくら未発売とはいえ他に優秀な録音が山ほどある楽曲のライヴ音源が出るというのより、私には余程楽しみです。
9月4日
Great Performance in Russia の《英雄の生涯》と《田園》
モスクワでの《英雄の生涯》と、その数日前の、いままでLPでしか発売されたことのない《田園》が収録された Great Performance in Russia のCD、GPR003が、昨日店頭に並んでいるのを見て購入しましたが、昨晩は早寝したため、今日になって聴いてみました。
DISC1の《英雄の生涯》が演奏後の拍手も入れて47分27秒、DISC2の《田園》が34分32秒の2枚組CDですが、価格は\1,590でした。
ケースは1枚もの用の薄型。
2月のショスタコーヴィチ:交響曲第10番同様、LPの滑走音と思われるノイズが入っている盤起こしで、当然原盤のLPと比較するとわずかに痩せていますが、それでも充分に満足できる音質です。
もちろんステレオ録音です。
《英雄の生涯》のLP面による〈英雄の戦場〉でのつなぎ目を心配していたのですが、やはり「間」は少し不自然です。
B面直前に明らかにわかるつなぎ目のほんの一瞬の違和感はそれほどではないものの、なんとなく旧LPのA面とB面では音質が異なっているように思えます。
旧B面の方が若干鋭い音質になっているように思えるのですが、気のせいでしょうか。
《田園》の方が《英雄の生涯》より全体的に音質が劣っている気がするのは、LPと変わらずです。
これによりCD番号の追加を行いました。
今回の《田園》の発売により、カラヤンのMELODIYA原盤の未CD化はオイストラフとの《トルコ風》のみとなりました。
参考リンク:
Karajan & Berlin PO - Moscow Live - Beethoven : Symphony no 6, R. Strauss : Ein Heldenleben
(@TOWER.JP内)